がんの治療で、なぜ「画像」が大事なの?
医療の専門知識がない方にも分かるように、私たちの仕事をQ&A形式でご紹介します。
Q1医療画像って、なに?
レントゲン(X線)写真、CT、MRIなど、体の中を見るための写真のことです。骨や臓器、腫瘍(できもの)の位置や形が分かるので、医師はこれを見て診断したり、治療の計画を立てたりします。
Q2がんの放射線治療で、なぜ画像が大事なの?
放射線治療は、腫瘍にねらいを定めて放射線を当てる治療です。しかし腫瘍は体の中にあって、外からは見えません。そこで治療の直前や最中に画像を撮り、腫瘍の位置をミリ単位で確認して照準を合わせます。ねらいが正確なほど、周りの健康な組織を守ることができ、患者さんの負担が減ります。
Q3治療の最中も、体は動いているのでは?
その通りです。呼吸をするだけで、肺や肝臓の腫瘍は数センチも動くことがあります。そこで、呼吸のリズムに合わせて「腫瘍がねらいの位置に来た瞬間だけ」放射線を当てる技術(呼吸同期照射)が使われます。トップページのアニメーションは、まさにこの仕組みを表しています。
Q4AI(人工知能)は、何をしているの?
画像をより鮮明にしたり、臓器や腫瘍の輪郭を自動で描いたり、画像同士の位置合わせを一瞬で計算したり——医師や技師の作業を速く・正確にする道具として活躍しています。診断や治療の最終判断を行うのは、あくまで医師です。
Q5PILは、どんな会社?
医師・医学物理士・エンジニアが集まった会社です。上で紹介したような画像の技術を研究・開発し、病院や医療機器メーカーに提供しています。目指すのは、「患者とスタッフに優しい医療」を続けられる世界です。
